柳生博の講演会に行って来ました

柳生博が石川県で公演するというので行って来ました。あいにく風がとても強く、高速道路では車が振れることもありました。

「たんぼとカモのいい関係」というタイトルが付けられていました。
柳生博の講演が主でしたが、鴨池のレンジャー達、環境省の方、加賀市長の話も聞けました。

講演会の場所は、加賀市。加賀市にはラムサール条約に登録された鴨池があります。日本に飛来するトモエガモの約半数がやってくることで、知っている方も多い鴨池があります。(でも、近いところにはなかなかやって来ません。スコープで確認するのがやっとです)

夜間は他の多くのカモ達が鴨池近隣の水田に食事に行くのですが、ここでは農家の方が冬に水を張って(ふゆみずたんぼ)カモたちが採餌をしやすくしています。この農家の方たちの活動を中心に講演は進みました。

西洋では開発対象の地域は木1本も残さず開発し、保護区は人の立ち入りを制限する手法をしているのが普通とのことです。ところが日本では、里山を例に人の活動と野生動物の活動が共存する関係を延々と構築してきており(最近は色々ありますが)、これもひとつの保護区ではないかという考えが、日本などアジアの国の主張により国際的に認められつつあるとのことです。加賀市の水田はこのように人とカモたちが共存するための地域として、鴨池にとどまらず、この地域をラムサール条約に登録しようとする動きがあることは最近の新聞で報道されていました。

農家の方たちの熱意も感じられました。野鳥にやさしい環境作りは、広く啓発することと、やはり行政のバックアップがあると強力だなと感じました。今回の講演は、これらの運動の中での一つのセレモニーなのかも知れませんが、ふゆみずたんぼは地域興しとしても長く続くといいですね。

河北潟の周辺もコハクチョウやマガンがやってきます。2~3年くらい前ではふゆみず田んぼがほんの少しあったのですが、最近はありません。こちらは冬に雨が降るのでその雨水が田んぼにたまるとコハクチョウなどの数が増えます。河北潟干拓地の畑ではカモの食害があるのですが、ふゆみずたんぼがあちこちにあると食害は減るのかも知れません。コハクチョウも早くからやって来るでしょうね。今季は11月にあまり雨がふらなかったため、田んぼが乾いていました。コハクチョウの訪れは昨年より1ヶ月ほど遅かったです。イオンモールが出来ているので交通量も不ているのでしょうが。

(講演会の案内)
http://park15.wakwak.com/~kamoike/top/12091.jpg

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